2024年11月20日
平成28年7月26日、県立の障がい者支援施設である「津久井やまゆり園」において、19名の方の命が奪われる大変痛ましい事件が発生しました。このような事件が二度と繰り返されないよう、県は、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現を目指し、県議会と共同して「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。そうした中で、県では、ともに生きる社会の実現に向けた取組として、障がいの程度や状態にかかわらず誰もが文化芸術を鑑賞、創作、発表する機会の創出や環境整備を行う「ともいきアートサポート事業」を令和2年度から開始しています。このたび、県では、学校法人東海大学をはじめ、障がい者のアート活動を支援されている県内の3団体(認定NPO法人アール・ド・ヴィーヴル、studio COOCA(スタジオクーカ)、NPO法人studio FLAT(スタジオフラット)と協働して、障がい者アーティストの方々の作品を中心とした「ともいきアート」展を開催することとしました。今回の展示を通じて、創作活動や発表の機会が創出され、ともに生きる社会を目指した交流・相互理解が進むことを願っています。
http://www.kinenkan.u-tokai.ac.jp/tomoikiart-online/index.html#online